管鍼法を考案した 杉山和一 という人


こんばんは 大阪市阿倍野区王子町の  島 治療院 です

今日は 真面目なお話の巻です。 (*^▽^*) 

管鍼法とは 鍼の施術法の一つで 江戸時代に 杉山和一(すぎやま わいち)

によって創始されました。鍼を鍼より少し短い管に入れ わずかに出た柄の

部分を叩打することにより 鍼の刺入を容易にしたものです。 現在 日本の

鍼灸家の多くがこの方式を用いています。

それまでは 中国で多く行われていた 鍼の先端を皮ふにあて ひねりながら

刺入する「撚鍼法」や室町時代に創案された 小槌で打ち込む「打鍼法」など

でした。これらは 刺入時の痛みが発生しやすく かなりの熟練を要しました。

   使い捨てディスポ ↓

   
        鍼と管    ↓

            
              

☆杉山 和一

1694年に伊勢国濃津(現在の三重県)に生まれました。 幼少の頃に

伝染病で失明し 家督を義弟に譲り 江戸の山瀬琢一に弟子入りするも

生まれつきの鈍さや物忘れの激しさ 上達の悪さが災いしてか破門されます

失意のもと 実家へ帰る際に 石につまづき倒れて 手をついたところ

竹の筒と松葉が手にさわった これにより「管鍼法」が生まれました。

72歳で 五代将軍綱吉の鍼治振興令を受けて 鍼術講習所である

杉山流鍼治導入稽古所』 を開設し 多くの優秀な鍼師が誕生しました。

和一の献身的な施術に感心した 将軍綱吉から

「和一の欲しい物は何か」と問われた時 「一つでよいから目が欲しい」と答え

その代わりに 同地 (本所一つ目) を拝領したというエピソードは有名です。

  

  杉山和一

大阪市阿倍野区王子町はりきゅうマッサージ

島治療院 HP→shimachiryouin.com
10:00 – 21:00
月 火 水 木 金 土 日
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※休診 – 年末年始のみ
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-料金-
マッサージ
60分 4,500円
90分 6,000円
はり、きゅう 全身 4,500円
小児はり 2,000円
経絡エネルギー循環法
60分 6,000円
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経絡エネルギー循環法
肩こり・腰痛・内臓疾患などの原因である経絡エネルギーの流れを整えます。
マッサージと併用することにより頑固な痛みやコリが驚くほど早く改善します。
※その他、自立神経訓練法・耳ツボダイエット・小顔マッサージなどの美容療法も行っております。